[起業] IT新産業分野に関する考え方〜その①〜

IOTなんて所詮バズワード


Posted by Ryuichi Yamashita on Nov 21, 2016

先日、NHKの特集で中国国内における新興投資企業の勃興について報道されていました。中国ではどうやら2000年代に投資産業分野で規制緩和が進み、ベンチャー投資企業がここ数年で数万社単位で設立されたそうです。

それらベンチャー投資企業の一社がVR(Virtual Reality)分野の新しい会社に投資をしようとしていたり、はたまた、クラウドファンディングの会社が鉄鋼分野の中小企業向け投資を一般投資家相手に募集していたりするなど、中国におけるIT産業の現状とそれを支える投資家たちの姿が報道の中で描かれており、非常に興味深い内容でした。

中国においても、VRやクラウドファンディングという新しいIT産業分野がこんなにも注目されているのかと思うと、そういった新興分野への投資(当社としてはサービスやプロダクトの開発)というのも一つの可能性として真剣に考えなくてはいけないなあと改めて感じてしまいました。

私自身の開発スタイルが「とにかく自分が欲しいと思ったものを作ってみる」という開発スタイルなので、このように普段身の回りにない、もしくは普及していない領域でサービスを企画・開発するのが苦手なのです(ベンチャー企業を自負しているくせに、非常に情けなく、恥ずかしい話なのですが、、、)。

もちろん、現在の領域で注目されているキーワードとして、「IOT(Internet of Things)」、「VR(Virtual Reality)」、「人工知能」、「ブロックチェーン」といったキーワードについては一通り学習しているつもりです。しかしながら、現状あまり真剣に考察できていないのは、これらのキーワードがどうしてもキーワードが先行している(つまり一種のバズワードになっている)感をひしひしと感じているからなんです。そうはいってもそろそろこの重い腰を上げないと投資家の方たちから20世紀の起業家というレッテルを貼られてしまいそうな気もしています。

そこでその重い腰をあげる前に、現時点の私の考えとして、上記で挙げたそれぞれのキーワードに対してどのように捉えているかについて今後4日間程度でまとめさせていただこうかと思います。結論から言うと、私の頭の中の目標としては、「人工知能」分野で画像解析領域に踏みこむこと、そしてもう少し様子を見ながら(?)、「VR」または「ブロックチェーン」分野のどちらかでプロダクトの開発をすることの二点を掲げているのですが、この辺り詳細についても明日以降触れさせていただきたいと思います。
では、今日はこの辺りで。