[マーケティング] Promotionとは〜その⑤〜

ポスティングについて考える


Posted by Ryuichi Yamashita on Jan 6, 2016

本日はプロモーション施策について振り返ってみたいと思います。少し前の記事で、プロモーション施策を下記の通り6個ほどあげました。

1、プレスリリースを打つ(メディアにメールを送付する)
2、個人のブログで宣伝する
3、FacebookやInstagramで宣伝ページを作る
4、個人のFacebookページやInstagramページで宣伝する
5、ブロガーやYoutuberに宣伝してもらう
6、キャンペーンを打つ(アプリをダウンロードしてくれたら500円の商品券プレゼント等)

あれから色々と試行錯誤をし、改めて他の施策の可能性について考えたのですが、本日はいわゆるポスティングについて考えてみたいと思います。

ポスティングとは、そもそもPost(投函、投稿)ingという意味なので、住宅1軒1軒にチラシを放り込んでいくことを指しますが、ここでは少し広義に捉えて、駅前でティッシュを配るような施策もポスティングの一種と捉えたいと思います。顧客の胸ポケットにPost(投函)ingするというようなイメージをしていただければ違和感もないかと思います。

私の頭の中では「ポスティング=イケてない、効果の全くないプロモーション施策」であるという公式が成り立っており、あまり真剣に考察してきませんでした。実際、私の部屋のボックスにもかなりの数のチラシが毎日入れられるのですが、私の場合、それらを読むことなくただ纏めるだけ纏めてすぐにゴミ箱に放り込んでしまいます。また、私の住んでいる駅前でもティッシュ配りはかなり日常的に実施されていますが、基本的に受け取る側はティッシュに印刷されている広告を見ることが少なく、かつ、ティッシュ自体が非常に小さいため、印字されている細かい字まで無意識的に判別できないだろうと思います。なので単なる、工夫のないポスティングは全くもって意味がない、薄いという結論は変わらないのですが、工夫を凝らすことでこの効果をかなり改善できるのではないか、と最近は思うようになりました。

まず、郵便箱へのポスティングですが、単なるチラシの投函では私と同じくすぐにゴミ箱へ放り込まれる確率が比較的高いのではないでしょうか。そうではなく、このチラシを綺麗・透明なクリアファイルに入れて投函すればどうだろう、と思ったのです。クリアファイルは後々別の用途に使えるので、捨てられない(保存される)可能性が高く、クリアファイルを残すときに中のチラシを取り出す作業が発生するので、その中身のチラシを受け取り側は少なくとも1回は見ることになります。

「ラクスル」さんのようなサービスでチラシのカラー印刷は1,000枚で3,000円ほど、一方のクリアファイルは1,000枚で一般的に7,000円ほどで売られているので合わせて1,000セットは10,000円ほどで手に入ります。「ラクスル」さんのサービスで1,000セットのポスティングを依頼すると同じく10,000円(印刷費用+ポスティング代行費用)ほどかかってしまいます。したがって、このように単に外注するのではなく、ポスティングを自力でやれば同じ10,000円のコストでも受け取り側への認知度は少なくとも2倍〜3倍ほど向上するのではないかと想定しています。したがって、私のオススメするプロモーション施策に一つポスティングを加えさせていただきたいと思います。

1、プレスリリースを打つ(メディアにメールを送付する)
2、個人のブログで宣伝する
3、FacebookやInstagramで宣伝ページを作る
4、個人のFacebookページやInstagramページで宣伝する
5、ブロガーやYoutuberに宣伝してもらう
6、キャンペーンを打つ(アプリをダウンロードしてくれたら500円の商品券プレゼント等)
7、1軒1軒ポスティングする(クリファイルを自力で配布する)

実際の効果測定も実施していきたいと思いますが、また2〜3週間後に結果をご報告させていただきます。乞うご期待くださいませ!