[マーケティング] Promotionとは〜その①〜

NOT 反則, BUT 校則


Posted by Ryuichi Yamashita on Dec 17, 2016

さて、今日はマーケティングネタを久しぶりに書いてみたいと思います。こうやって記事の更新数をみると、いかに自分自身マーケティングに弱いかが一目瞭然になってしまいますね。。。

自慢できるネタでは全くないのですが、大企業に所属して安定的な取引しか担っていないと、普段マーケティングとか一切考えないんですよね。まずそんなに新しい商品やサービスを生み出すことは稀ですし、あったとしても既存の流通網が自然拡散してくれますから。なので私の社会人経験で役立つことはほぼなく、一から模索・探索していくことになりそう、というか既になっています。そんなこんなで今回はマーケティングという至極一般的な概念について私なりの現状の考えをまとめておきたいと思います。

よく経営学の授業で、マーケティングの4つの要素についてフィリップ・コトラーの考えを紹介されることが多いので、まずはそこを押さえておきましょう。彼によれば、マーケティングの要素とは、4P、すなわち、Product(商品)、Price(価格)、Place(場所/市場)、Promotion(販促/プロモーション)に分解されるそうです。

うむむ、いきなり範囲が広すぎて少し要点がまとまりそうにありません。なのでこのマーケティングのカテゴリーでは、主にPromotion(販促/プロモーション)に焦点を当てて、私なりの取り組み事項をご紹介していこうと思います。もちろん、その他の要素についても折に触れてご紹介したいとは思っています。

で、ここでさらにPromotionについてさらに定義しておきたいのですが、日本語に訳すと販売促進ですね。イノベーション(技術革新)といい、プロモーションといい、なんかこう先進的な(?)英語の日本語訳っていまいち大事なポイントを外しているような気がするのは私だけでしょうか。

なぜそのように思うかというと、この販売促進という単語の中には販売側の目線しか含まれていないからです。ここでこの”販売促進”を”購買促進”に変えてみるとどうでしょう。一気に顧客目線に立って促進しようってなるような気がしませんか(笑)。商品やサービスの”販売”時には、作用・反作用の法則のようなもので”購買”が絶対発生しているので、このように”購買促進”と捉えても問題ないと思います。

そしてこのように、顧客が最終的に購買行動を起こすようにすることが目的だとした場合、その購買行動を起こすまでの各ステップについて施策を考察すると、Promotion戦術がいわゆるMECEになり、抜け漏れがなくなると考えています。

ここからは有名なAIDMA(アイドマ)の話になるのですが、これは次回に持ち越しましょう。

Promotion=“購買促進”すなわち、”購促”という日本語を広めたい今日この頃です。